177円のMP3デコーダーがUSB-DACとしても使えた

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以前買った177円のMP3デコーダーに使われているIC(AC20BP)のデータシートを手に入れました。このデータシートを見ているて、MP3デコーダー以外の機能が装備されていることが分かります。その一つがFMラジオの機能で、もう一つはUSB-DAC機能です。同じICを使用したDクラスアンプもUSB-DACとして使えますので、同様の機能がこのMP3デコーダーにもあることは何となく気づいていましたが、データシートと実際の基板上の回路を追ってみて、確信を得ました。

AC20BPのデータシート(部分)です。どうやらFMラジオの機能もあるようです。
操作ボタン部分です。どうやらイコライザの切り替えもできるようです。

実際にPCのUSB端子とデコーダーのUSB-Aコネクタ(micro-USBコネクタは電源です)を接続するとオーディオデバイスロして認識されました。

ちゃんと認識されました。デバイス名称は”JieLi BR21”でした。

追加のデバイスドライバなしに認識されましたので、Windowsに標準でドライバが備わっているようです。実際に音が出るかどうか試してみました。1チップのシンプルなデコーダーですので、実際出てきた音はシンプルそのもの。味付けの全くない音です。

配線がごちゃごちゃしてますが、実はとってもシンプルな構成です。

機器の接続を図式化してみました。写真では配線がごちゃごちゃしていますが、図式化すると非常にシンプルなことがお分かりいただけると思います。

配線がごちゃごちゃしているのは、電源ケーブルのせいですね。実際には一筆書きの結線です。

そういえば、手元にはもう一つ、120円のMP3プレーヤーがあります。もしかして、こいつもUSB-DACとして使えるんじゃないかと思い試してみました。こんな感じです。

120円のMP3プレーヤーはICチップの型番が削り取られているのでデータシートの参照はできません。

一か八かやってみたのですが、めでたくこいつもUSB-DACとして使用できました。PC上では”USBAudio2.0″と認識されます。所謂標準デバイスとして認識されているようです。

120円のMP3プレーヤーもオーディオデバイスとして認識されました。

安価なMP3デコーダーですが、なかなか遊べます。データシートで見る限りマイク端子もありますので、ここにマイクを取り付ければハンズフリー通話ができるかも知れません。