休暇村 奥武蔵

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一昨日から昨日にかけて、一泊の旅行に行ってきました。行先は埼玉県の吾野という場所にある、休暇村奥武蔵です。今回は近場ですので、高速を使わず行き帰りとも専ら一般道を走りました。どうも、三月の年度替わりを控えてあちこちで道路工事が行われていました。その関係で、小規模な工事渋滞が発生していた関係で、練馬から二時間ほどかけて現地到着です。

休暇村奥武蔵正面玄関です

国道299号線沿いに休暇村奥武蔵はありました。調子に乗って飛ばしていると行き過ぎてしまいそうな感じの場所です。平日ということもあってか、駐車場はそれほど混んでいませんでした。ここは、休暇村の中では比較的最近開業した場所のはずですが、それにしてはちょっと年季が入ったような印象を受けました。

ちょっと調べてみましたら、どうやらここは元々埼玉県が運営していた奥武蔵あじさい館という公共の宿だったらしく、経営状態が芳しくなかった施設を休暇村協会が落札したとのことでした。休暇村協会の落札価格は3億1920万円だったらしいです。ということで、何となく年季の入った感じの謎は解けました。

今回予約した部屋は和洋室でした。元が公共の施設だったためか、車いすでの利用に配慮されていて、入口ドアは大きな引き戸でした。トイレも広く手すりも設けられています。室内は段差がありません。逆に、和室部分の床は高めで、恐らく車いすの乗り降りがしやすい高さなのではないでしょうか。また、駐車場から直接部屋にはいれるように、緩やかなスロープが窓の外に設けられていました。

入口ドアは大きめの引き戸でした
室内に段差は無く、床はクッションフロアで、絨毯は敷かれていませんでした
和室部分だけは高めに作られています。このくらい高いほうが車いすの乗り降りがしやすいのかも知れません。

そして、ほとんどの箇所には手すりが設けられていました。やはり公共の施設だったのでこのような構造なのでしょう。この部屋には浴室がありませんので、入浴は大浴場を使うことになりますが、残念なことに温泉ではありません。人工温泉で良いので温泉だと良かったのですけどね。水道水を沸かしたお風呂ですので湯あたりがちょっときつい感じでした。

さて、食事の方ですが、バイキング形式です。三月まで北海道フェアをやっていて、北海道の食材を使った料理がそれなりに豊富に並んでいました。質も量もなかなかよろしかったです。特にラクレットチーズを乗せたクリームパスタが最高においしかったです。牛乳ソフトクリームも良かったですね。

夕食バイキング、第一弾です。結構でございました。

こういうご時世だからでしょうか、大部分の料理が小さな器に取り分けられた形で提供されていました。汁物や大皿の料理については、使い切りの匙や箸で取り分けるように工夫されていました。

翌朝はバイキング形式の朝食を済ませたと、もう一度大浴場で入浴しましたが、浴室には誰もおらず、貸し切り状態のお風呂で静けさを味わいながらのんびりとさせていただきました。つかの間の休息でしたが、結構でございました。