アリエクで買った商品が税関で押収されました。なんだか面倒くさいことになる予感がします。それにしても、これまで一度も押収されたことはありません。しかも、今回購入したものは、日本でも普通に流通している品物です。したがって、輸入が禁止されている商品にも思えません。これまで、偽物は何度もつかまされました。しかし、押収されたのは初めてです。

意外な輸入禁止品はありますが

理由は良く分かりませんが、日本に輸入できない商品があります。過去の経験では、はんだ付けに使うフラックスの一部は日本に輸入することができませんでした。しかし、これまでは購入時点で、販売元が発注をキャンセルしてくれました。今回買った商品は、日本でも普通に販売されている商品ですので、押収された理由が分かりません。

押収された商品は何？

今回購入したのは、接点用のグリスです。これは、回すとノイズを出すように(所謂”ガリ”)なってしまったボリュームに使用します。その他、小型の摺動スイッチ、コネクタ等の摺動接点にも使用します。使用することで、症状を緩和することができます。しかし、効果的なのは、問題が出る前に予防的に使用することです。

同様のものに、接点復活剤があります。しかし、接点復活剤は予防的に使用することはできません。また、多くの接点復活剤が酸性で、接点表面に生じた酸化被膜を除去する目的で使用されます。このようなものは、接点保護の効果は無く、使用後は洗い流す必要があります。

なぜアリエクで買ったのか

日本製の商品が非常に高額であるためです。今回購入したものは中国製です。もちろん、日本製の商品よりも劣る点は多いかも知れません。しかし、単位グラム当たりの値段は二桁も違います。

押収された商品は、結局どうなったのか？

税関で押収されたなら、何らかの連絡が来るものと思っていました。しかし、待てど暮らせど連絡は来ません。しかし、押収の連絡が来てから二日ほど経過して玄関先の呼び鈴がなりました。そして、ドアを開けた先にいたのは・・・。郵便屋さんでした。なんと、押収されたはずの商品は普通に配達されました。

結局、商品は普通に配送されました。しかし、あの配送状況に記された”押収”は、どういうことだったのでしょうか？到着した商品を見ましたが、開封された形跡はありませんでした。当初は、面倒になったと思いました。しかし、あっけなく商品は手に入りました。