電子工作

小さな電子部品を組み合わせて、いろんなものを作っています。

スルーレート重視のヘッドホンアンプ 電子工作

スルーレート重視のヘッドホンアンプ

スルーレート重視のヘッドホンアンプを作ります。これまでは、スルーレートよりは、オフセットを重視してきました。そして、満足できる結果を得られたと思っています。 しかし、音声増幅用としては十分とは言え、1V/μSに満たないスルーレートは何とかしたいところです。そこで、今回はオフセットや消費電力の増大は許…
低ノイズトランジスタでヘッドホンアンプを作る 電子工作

低ノイズトランジスタでヘッドホンアンプを作る

低ノイズトランジスタでヘッドホンアンプを作ってみました。これまで、BC547とBC557というトランジスタを好んで使っていました。このトランジスタは安価で、入手性も良好です。このトランジスタの低ノイズ版として、BC550とBC560があります。今回は、この低ノイズトランジスタを使って、ヘッドホンアン…
ギチギチ高密度実装ヘッドホンアンプ 電子工作

ギチギチ高密度実装ヘッドホンアンプ

ギチギチ高密度実装のヘッドホンアンプを作りました。これまで、呆れるほど沢山のヘッドホンアンプをつくりました。そして、そろそろやることもなくなってきた。そこで、キワモノのヘッドホンアンプを作りました。キワモノと言っても、回路構成は差動二段増幅です。目新しさはありません。今回は、部品の実装方法を変えただ…
シンプルなヘッドホンアンプを作る 電子工作

シンプルなヘッドホンアンプを作る

シンプルなヘッドホンアンプを作りたいと思います。これまで、かなりの数のヘッドホンアンプを作ってきました。そして、ここ最近は、ほとんどの場合、狙った性能を出せるようになってきました。しかし、性能を追い求めると、回路は複雑さを増します。使用する部品の数も増えます。今回は、割り切った性能に留めることで、シ…
失敗です – ヘッドホンアンプ動作不良 電子工作

失敗です – ヘッドホンアンプ動作不良

失敗です。前回組み立てたヘッドホンアンプは失敗でした。しかし、テスト用信号を使用しての、性能試験は良好でした。ところが、実際に音楽ソースにつないで鳴らすと、違和感のある音が出てきました。この違和感の原因を探り、修正を行います。 失敗の原因を探る 違和感の原因は何なのか、先ずはシミュレーターを使って、…
VカットPCBを使う 電子工作

VカットPCBを使う

VカットPCBが出来上がってきました。そこで、早速PCBをポキポキ折って、いつものように部品を植えてみました。 VカットPCBの分離は簡単 JLCPCBに発注したVカットPCBは、シュリンクパッケージに入った状態で送られてきました。 いつもの青い箱を開けると、シュリンクパッケージに入ったPCBがあり…
抵抗器の回路図記号を変更する:LTSpice 電子工作

抵抗器の回路図記号を変更する:LTSpice

抵抗器の回路図記号と言えば、昔はジグザグ線で表していました。しかし、最近は長方形で表しているケースが多いように思います。 抵抗器の記号 これらの記号は、どちらを使っても間違いではないようです。しかし、日本では1997年制定のJIS C 0617で、世界的な規格であるIECに合わせたようです。しかし、…
QSPICEを使う 電子工作

QSPICEを使う

QSPICEというシミュレーターソフトを使ってみました。回路シミュレーターといえば、LTSpiceが真っ先に頭に浮かびます。LTSpiceは、豊富なSpice Modelが実装されています。そのため、使いやすさではピカイチです。しかし、抵抗のシンボルが昔風ですし、シミュレーションはお世辞にも早いとは…
パネライズで追加費用発生:JLCPCBの闇? 電子工作

パネライズで追加費用発生:JLCPCBの闇?

パネライズをしたら、追加費用が発生しました。これって、JLCPCBの闇?しかし、闇といっても、納得はしています。ヘッドホンアンプの基板を製造する際に、パネライズを行ってみました。これは、一枚の基板上に、複数の回路を作り込み、境目にV-cutという切り込みを入れる手法です。仕上がり基板としては一枚です…
マイルールを崩してみる=ヘッドホンアンプ 電子工作

マイルールを崩してみる=ヘッドホンアンプ

マイルールを崩して、品質重視から出力強化と回路の簡素化を両立します。これまで、ヘッドホンアンプを作るにあたっては、小さな出力オフセッを重視していました。今回は、このマイルールを一旦崩すことにしました。そして、今回の目標は、回路の簡素化と高出力の両立です。 マイルールを崩す部分 ヘッドホンアンプを設計…