電子工作229月2024スルーレート重視のヘッドホンアンプスルーレート重視のヘッドホンアンプを作ります。これまでは、スルーレートよりは、オフセットを重視してきました。そして、満足できる結果を得られたと思っています。 しかし、音声増幅用としては十分とは言え、1V/μSに満たないスルーレートは何とかしたいところです。そこで、今回はオフセットや消費電力の増大は許… 続きを読む
電子工作68月2024低ノイズトランジスタでヘッドホンアンプを作る低ノイズトランジスタでヘッドホンアンプを作ってみました。これまで、BC547とBC557というトランジスタを好んで使っていました。このトランジスタは安価で、入手性も良好です。このトランジスタの低ノイズ版として、BC550とBC560があります。今回は、この低ノイズトランジスタを使って、ヘッドホンアン… 続きを読む
電子工作47月2024ギチギチ高密度実装ヘッドホンアンプギチギチ高密度実装のヘッドホンアンプを作りました。これまで、呆れるほど沢山のヘッドホンアンプをつくりました。そして、そろそろやることもなくなってきた。そこで、キワモノのヘッドホンアンプを作りました。キワモノと言っても、回路構成は差動二段増幅です。目新しさはありません。今回は、部品の実装方法を変えただ… 続きを読む
電子工作96月2024シンプルなヘッドホンアンプを作るシンプルなヘッドホンアンプを作りたいと思います。これまで、かなりの数のヘッドホンアンプを作ってきました。そして、ここ最近は、ほとんどの場合、狙った性能を出せるようになってきました。しかし、性能を追い求めると、回路は複雑さを増します。使用する部品の数も増えます。今回は、割り切った性能に留めることで、シ… 続きを読む
電子工作36月2024失敗です – ヘッドホンアンプ動作不良失敗です。前回組み立てたヘッドホンアンプは失敗でした。しかし、テスト用信号を使用しての、性能試験は良好でした。ところが、実際に音楽ソースにつないで鳴らすと、違和感のある音が出てきました。この違和感の原因を探り、修正を行います。 失敗の原因を探る 違和感の原因は何なのか、先ずはシミュレーターを使って、… 続きを読む
電子工作275月2024VカットPCBを使うVカットPCBが出来上がってきました。そこで、早速PCBをポキポキ折って、いつものように部品を植えてみました。 VカットPCBの分離は簡単 JLCPCBに発注したVカットPCBは、シュリンクパッケージに入った状態で送られてきました。 いつもの青い箱を開けると、シュリンクパッケージに入ったPCBがあり… 続きを読む
電子工作204月2024抵抗器の回路図記号を変更する:LTSpice抵抗器の回路図記号と言えば、昔はジグザグ線で表していました。しかし、最近は長方形で表しているケースが多いように思います。 抵抗器の記号 これらの記号は、どちらを使っても間違いではないようです。しかし、日本では1997年制定のJIS C 0617で、世界的な規格であるIECに合わせたようです。しかし、… 続きを読む
電子工作204月2024QSPICEを使うQSPICEというシミュレーターソフトを使ってみました。回路シミュレーターといえば、LTSpiceが真っ先に頭に浮かびます。LTSpiceは、豊富なSpice Modelが実装されています。そのため、使いやすさではピカイチです。しかし、抵抗のシンボルが昔風ですし、シミュレーションはお世辞にも早いとは… 続きを読む
電子工作164月2024パネライズで追加費用発生:JLCPCBの闇?パネライズをしたら、追加費用が発生しました。これって、JLCPCBの闇?しかし、闇といっても、納得はしています。ヘッドホンアンプの基板を製造する際に、パネライズを行ってみました。これは、一枚の基板上に、複数の回路を作り込み、境目にV-cutという切り込みを入れる手法です。仕上がり基板としては一枚です… 続きを読む
電子工作144月2024マイルールを崩してみる=ヘッドホンアンプマイルールを崩して、品質重視から出力強化と回路の簡素化を両立します。これまで、ヘッドホンアンプを作るにあたっては、小さな出力オフセッを重視していました。今回は、このマイルールを一旦崩すことにしました。そして、今回の目標は、回路の簡素化と高出力の両立です。 マイルールを崩す部分 ヘッドホンアンプを設計… 続きを読む