電子工作2712月2023箱入りヘッドホンアンプ(自作)の性能確認箱入りヘッドホンアンプの性能確認をしました。若干の変更を行いましたが、基本はこれまで作って実績のある回路です。したがって、性能確認の主な目的は、発振や発熱などの危険な事象が発生していないことの確認です。 今回作ったヘッドホンアンプの素性 今回作成したヘッドホンアンプは、DCアンプです。このアンプは、… 続きを読む
電子工作2512月2023ヘッドホンアンプを箱に入れるヘッドホンアンプを箱に入れました。これまで作ってきたヘッドホンアンプは基板むき出しでした。しかし、部品むき出しでは使い勝手が良くありません。そこで、漸く満足のいくヘッドホンアンプができたのを機に、箱に入れることにしました。 箱に入れるために少しだけ変更 先日作ったヘッドホンアンプは、満足のいく出来栄… 続きを読む
電子工作2410月2023改良したら最高のヘッドホンアンプになりました改良したら最高のヘッドホンアンプになりました。 今回の改良で、ヘッドホンアンプは私なりのゴールに到達したと感じています。これを機に、なぜヘッドホンアンプを作ってきたのか、そのきっかけから振り返ってみたいと思います。 改良の目的 今回の改良の目的は、ボリューム位置による音質変化を少なくすることです。こ… 続きを読む
電子工作1610月2023カレントミラー負荷差動増幅ヘッドホンアンプ-再挑戦カレントミラー負荷の差動増幅ヘッドホンアンプに再挑戦しました。前回の設計では、シミュレーションの結果、位相余裕が無く発振の恐れがありました。発振は、位相補償コンデンサの設置で回避できます。しかし、信条として信号経路にコンデンサを入れたくありませんでした。そのため、前回はカレントミラーの導入を諦めまし… 続きを読む
電子工作1410月2023カレントミラー負荷差動増幅回路を断念カレントミラー負荷の差動増幅回路を作ってみました。しかし、結論から申し上げると、私好みの特性が出なかったため、断念しました。しかし、これを機に差動増幅二段ヘッドホンアンプの見直しをしました。 カレントミラー負荷の差動増幅は高性能だけど・・・ オペアンプでは、多くの場合差動増幅部はカレントミラー負荷に… 続きを読む
電子工作279月2023理想オペアンプを目指す理想オペアンプを目指すことで、より特性の良いヘッドホンアンプを作ってみました。これまで、いくつかのヘッドホンアンプを作ってきました。そして、その性能には満足していました。しかし、出力を大きくすると、出力振幅のオフセット量が大きくなる欠点がありました。しかし、これは必要以上の出力を得ようとした時だけの… 続きを読む
海外通販59月2023アリエクのUA741が偽物オペアンプだったUA741をアリエクで買ったら、予想通り偽物オペアンプでした。UA741は、使い古されたオペアンプです。また、一つのパッケージに一つのオペアンプが封入されています。そして、二回路入りオペアンプと異なり、出力信号のオフセット調整用トリマを接続する端子を備えています。今回UA741に手を出したのは、オフ… 続きを読む
電子工作198月2023パクったヘッドホンアンプ(LT1364から一部パクり)パクったヘッドホンアンプを作ってみました。先日、リニアテクノロジー社のLT1364というオペアンプの等価回路を検証しました。そして、驚異のスルーレート1000V/μSの秘密が何となくわかりました。その後、LTSpiceでの検証も行いました。しかし、位相余裕が少ないことによる発振のしやすさも再現されま… 続きを読む
電子工作148月2023カレントミラー負荷差動増幅ヘッドホンアンプカレントミラー負荷差動増幅回路を使用したヘッドホンアンプを作りました。カレントミラー負荷差動増幅を使用し、歪み低減を図ります。また、バッファ段のエミッタフォロワにも改良を加えました。 改良の目的 改良の目的は、以下の通りです。 消費電力の削減 低ひずみ化 部品点数の削減 これまで作成したものも、それ… 続きを読む
電子工作108月2023オペアンプ LT1364を研究するオペアンプLT1364を深堀してみました。LT1364は発信しやすいオペアンプで、個人的には苦手なオペアンプです。しかし、スルーレート1000V/μSというスペックは非常に魅力的です。それ以外にも、ノイズの少なさや、消費電力の少なさ(発信しなければ)も魅力です。近代的なオペアンプですが、珍しく等価回… 続きを読む