激安の中国製KOSS PortaProが到着しました。十年以上も前に買った米国製PortaProと比較すると、微妙に異なっています。側圧調整用のスライダーの動きが渋かったり、コードが妙に光沢があったり、プラグがストレート型（米国製のものはL型でした。）に変わっていたりと微妙に異なります。

ただ、付属品は収納用巾着とΦ6mm変換プラグで、米国製のものと同一でした。インピーダンスも、60Ωと米国製のものと同一であり、偽物では無いと思われます。そういった意味では、かなりお買い得だったのではないかと思います。

音のほうも、米国製のものに輪をかけて能天気な感じです。決して悪い変化ではないのですが、なんとなく違和感を感じます。もっとも、比較対象が十年以上も前に買ったもので、大分劣化しているはずですので公平な比較ではありません。追ってレビューしたいと思い ます。

KOSS PortaProと同時にKOSS ThePLUGも購入しました。KOSS ThePLUGの方は未開封ですが、KOSS PortaProと同じく十年以上も前に買った米国製KOSS ThePLUGを引っ張り出して、久しぶりに聞いてみました。KOSS ThePLUGに関しては、購入当初は低音域しか出ない印象があり、全くの放置状態だったのですが、久しぶりに鳴らしてみたら、中音域/高音域もしっかり出ているんですね。改めて見直しました。おそらく、KOSS ThePLUG特有のネチョネチョしたイヤーピースが十年の歳月を経て大分劣化して、気密性が多少悪くなった為に過剰な低音域の分量が適正レベルにまで下がった結果ではないかと思います。KOSS　ThePLUGのほうも追ってレビューしたいと思います。