「恐怖の報酬」

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チリの鉱山で起きた落盤事故からの救出劇を見ながら、ふと「恐怖の報酬」という古い映画を思い出してしまった。リメイクもされたのだが、新しい方は見ていない。
この「恐怖の報酬」は、油田で起きた火災を消すためにダイナマイトを運ぶという筋である。ダイナマイトを運ぶなんて簡単なことだが、ここにこの映画ならではのひねりが有る。そのダイナマイトは長期間放置されていたため、珪藻土からニトログリセリンが染み出しており、ちょっとしたショックで爆発する危険があった。現実にはダイナマイトからニトログリセリンが染み出してしまうなんていうことは無いと想像するが、そこは作り話である。そこで、危険な状態となったダイナマイトを運ぶ者が募集される。運ぶために使用されるのはガタガタのトラック、そして延々と続く悪路であった。成功したものには莫大な報酬が払われる。
結果として、一人だけ運搬に成功するが、この一名も報酬を受け取った直後に死亡してしまう。そんな内容の映画だ。
今回のチリ鉱山から救出された者には特別の報酬が用意されている。
縁起でもない話だが、救出された者たちがこの映画のようにならなければ良いが。