中国の郵便事情
2011年11月1日
2021年12月15日
ここ数年中国からの通販を良く使っています。それなりに事故もありましたし、商品の不具合も随分と経験しました。その都度交渉を行い、それなりに誠意のある対応を受けてきました。品質面やサービス面では日本の通販とは雲泥の差が有りますが、当然のリスクとして受け止めるべきでしょう。商品の不具合や不着についてはもう慣れっこです。しかし、如何ともしがたいのは中国の郵便事情です。商品が通販業者から発送されてから、現地の国際交換局に届くまで平均して十日ほど掛かります。それから飛行機に乗せられるまで二~三日掛かります。飛行機に乗ってしまえば後はスムーズで、日本側の通関に一営業日、配達局への移送に一日、配達に一日です。いつも思うのですが、郵便を含めた日本の物流は秀逸です。雨に濡れて宛先が読み取れなくなった郵便物も解析して送り届けられますし、紛失は愚か遅配も全くありません。それに比較し、中国の郵便は随分とのんびりしています。日本の郵便を含めた物流システムを海外に売り込めば随分と良い商売になるように思います。逆に郵便を含めた物流基盤が軟弱な諸外国はその経済発展にも限界があるのではないでしょうか。国際協力の一環として物流業者の海外進出を更に進めるべきではないかと思います。