危険な携帯電話(チョット過激に)

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アンドロイドOSを搭載した携帯電話が、ウィルスに対して最も脆弱な携帯電話であるというニュースが流れました。常時電源が入った状態で、多くの個人情報を扱う携帯電話にウィルスが入り込んだらプライバシーは丸裸にされてしまいます。
そもそもアンドロイド自体がLinuxというPC用のOSを基に作られたため、そもそも携帯電話に必要の無い機能が入り込んでしまいました。その一つがルート権限でしょう。ルート権限を持つことでデバイスに対して全ての操作ができるようになります。その操作が、デバイスを破壊するような危険な操作であってもルート権限があれば実行できてしまうのです。
家電製品であれば、危険な操作に関してはそもそも工場で特別な器具を使わなければならないように作られています。スマートホンでない普通の携帯電話であれば、キャリアからの操作でしかソフトウェアのアップデート処理は出来ませんし、アップデート中はその旨が画面に表示され、さらに全ての操作を受け付けないようにしています。
その一方で、アンドロイドに関しては、ユーザーがインストールしたアプリケーションがルート権限を不正に取得出来てしまう不具合があり、誤って悪意を持ったアプリケーションをインストールした場合に携帯電話はユーザーが意図しない動きを始めます。恐ろしいことに、ユーザーは携帯電話が意図しない動きをしていることを知る術がないのです。危険な欠陥です。これはリコールを宣言し、全数回収に値する欠陥でしょう。
私はこうおもいます。寧ろアンドロイドのルート権限を開放すべきだと。ユーザーがデーモンを含めた全ての動作を監視し、制御できるようにすべきです。家庭用のPCを含め、すぺてのコンピュータがそうであるように。そして、脆弱で危険なデバイスであることをきちんと説明すべきです。正しく使うためには正しい監視・管理が不可欠であることを周知すべきです。
そもそも、携帯電話キャリアが正しく把握できない通信パケットを吐き出し続ける携帯電話を販売するのは誤りです。悪いことは言いません、自分のプライバシーを晒したくなければデータ通信契約を解約すべきです。こうすれば、あなたの大切なプライバシーは完璧に守られるのですから。