2011年は大震災とそれに続いて起きた様々な事件が毎日のように報道され、何もわからない市井の人々は戸惑うばかりでした。原発事故に関しては、その後の報道によると、首都移転も検討されたようです。地震の当日、勤務先から人々で混み合う道を歩いて帰宅した事は、今でも鮮明に覚えています。そして、道を歩く足元から、余震の揺れを感じました。そして、その次の日には、原発から大量の放射性物質が放出されているので、東京でも家の窓は絶対に開けないように、そして可能であれば福島から300km以上離れたところに避難するように促す電子メールが送られてきました。その送り主の事は今後も誰にも話す事は無いでしょうが、そんなメールを受け取った直後から、原発は更に深刻な状態に落ちいり、現在もその状態は継続中です。
さて、そんな大打撃を受けた日本に追い討ちを掛けるように急速な円高になり、この傾向は更に進むでしょう。そんな疲弊した日本を更に窮地に追い込むように増税論が毎日のように語られています。
今年2012年はどう考えても良い年になろうはずがありません。そう考えるのが吉でしょう。悪いと思っていてよい事が起きれば、その喜びはひとしおでしょうから。