航空券 – なんとなく不安

Spread the love

海外への渡航の際には航空券を取るわけですが、昔はこの航空券というものは帳面みたいに何ページもあったものです。海外で航空券を買って、往路と復路の順番を入れ替えて使うなんていう裏技を使って安く飛行機に乗るなんていう方法もありましたね。群青色の表紙にはIATAと大きく書いてあってかっこよかったです。何時の日からかeチケットなんていうものに変わってしまって、控えを自分で印刷してチェックインカウンターに持っていく仕組みになってしまいました。
eチケットの場合、仮にチケットを無くしても簡単に再発行できたり、最悪の場合予約番号さえ解ればその場で搭乗券を発行してくれます。便利で安全な仕組みではあるのですが、なんとも情緒が無いですね。しかも、このeチケットは旅行会社によってはFAXで送ってきますので、それこそあちこち変な汚れや線が入ったような、ばっちいeチケットを持ってチェックインすることになります。まあ、そのくらい海外への渡航もポピュラーになったということなのでしょう。
昔は、搭乗の前日までにリコンファーム(予約の再確認)をしなければならなかったり、結構面倒でしたよね。
eチケット以外にも合理化されていて、日本の税関は自動化されてしまって、バスポートを機械に読み込ませて、指の指紋を機械に読み込ませればほんの数秒で通関完了です。これ、本当に便利。