家の中から放射線

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福島県浪江町の採石場で野積みされていた砂利に原発事故で吐き出された放射性物質が付着し、この砂利を使った構造物から高いレベルの放射線が検出されました。一部はコンクリートに混ぜ込まれ、被災者を受け入れる集合住宅の土台に使われたり、あるものは農業用水の護岸に、そしてあるものは震災で被害を受けた道路の補修に使われました。
野積みにした土砂に放射性物質が付着するというのは誰でも容易に気がつくはずです。砂利を出荷した業者の想像力の欠如には憤慨を覚えます。そして、何の疑いを持たずに福島県産の砂利を使用したコンクリート業者の責任も免れないでしょう。
そして、これらの業者は国と東電に即座に賠償責任を取らせるのが筋でしょう。尊い人命が掛かっています。早急な対策が取られる事を望みます。