入国はスムーズでした

Spread the love

早々に寝てしまおうという努力もむなしく、フライトの間中泣き続ける餓鬼の声と、隣の席に座った、何か口にするたびに胃薬を飲む日系ブラジル人のお姉さんの放つ強烈な胃薬の匂いのせいで殆ど寝られないまま、窓の外にはアメリカの大地が見えてきました。日本を上空から見ると緑色ですがアメリカは茶色です。この大地の色の違いこそが気候の違いを表しているように思えます。

 

 

途中、にっこり微笑むオバマさんの写真に迎えられ、ボーダープロテクションへの長い廊下を歩きます。アメリカという国は、行く度ごとに入国審査が厳しくなっていくようで、前回は日本人であることに疑問が有ったようで、パスポートの日本語部分を指差して、これを読んでみろといわれる始末です。そんな通関手続きを考えると少し気が滅入ります。

 

 

ところが、今回は意外にもスムーズ。外国人向けのレーンに並んでいたら、いきなり米国居住者向けのレーンに並び替えさせられ、少しドキドキしていたのですが、仕事の内容や訪問先について質問されただけですんなりパスです。普通なら両手の指紋と顔写真を撮られるのですが、なぜか左手の4本の指と顔写真しか撮られませんでした。さて、ほかの皆さんは大体お迎えが待っているのですが、私にはお迎えはいませんのでここから自力で目的地まで移動です。

 

到着ロビーからでると、よく見るこの光景です。最近では『サイドウェイズ』という映画の冒頭シーンがこの光景から始まりますね。まさしく、ロサンゼルスに到着したという実感が湧く瞬間です。

 

 

 

 

 

空港から目的までは、乗り合いのシャトルバンで移動です。目を合わそうともしない乗り場の女性に声を掛け、目的地を告げると、どこからともなくバカでっかい黒人男性がいきなり私の荷物をひったくるようにして持ち、「こっちに来い」というではありませんか。いわれるままに車に乗せられ、一時間ほどハイウェイを飛ばしまくって宿泊先のホテルに到着です。いつも思うのですが、シャトルバンの運転手さんはむちゃくちゃ優秀です。目お合わさない乗り場のお姉ちゃんから瞬時に行き先を聞き取り、すばらしい快速運転で間違いなく目的地に運んでくれます。

ということで、ホテルに着いたのは午前十時です、チェックインが昼ですから、どこかで時間をつぶそうかとも思ったのですが、だめもとで交渉したら、すんなり部屋に通してくれました。一見よさげな部屋ですが、実際のところ、結構ボロです。建物が微妙に曲がっているのか、窓枠が少し曲がってついているのかわかりませんが、窓の端に斜めの隙間が出来ていて、結構外の音が聞こえてきます。しかしながら、一睡も出来なかったせいもあり、二時間ほど爆睡しました。

 

小腹が減ったので、ホテル隣の日系スーパーマーケットのミツワにあるフードコートでカツカレーをいただきました。写真では良くわからないと思いますが、凄まじいボリュームで、上に載っているとんかつはそれこそ草鞋のようです。これで$6.25ですから、日本円で500円以下です。味も悪くありません。

 

 

 

こちらでは時差の関係で今日は日曜日です。一日オフですので、ちょっと散歩してみました。途中、世界一渋滞のひどいといわれているフリーウェイ405号線を超えて・・・。

写真では良くわからないかも知れませんが、昼間でもライトを点灯して走っている車が少なくありません。

 

 

 

やってきたのは、西海岸最大といわれているショッピングモールのサウスコーストプラザです、XXIと書かれているのは日本にもお店を出しているFOREVER21です。

 

 

 

 

 

一流ブランドのお店がこれでもかというほど連なっています。

 

 

 

 

 

 

 

お子様が喜びそうな、変わった風船や・・・。

 

 

 

 

 

 

 

メリーゴーランドも用意されています。そして、レインフォレストカフェというお子様専用のバーが有ったりもします。まあ、なかなか面白いところではありましたが、一人歩きの無粋なおっさんにには無縁な場所であるように感じてしまいました。