暦の上では既に秋ですが、まだまだ暑い日は続きそうです。しかし、体がなれたせいか、7月頃の耐えられないほどの暑さはあまり感じません。そして、夜になると力尽きて地面に落ちる蝉の最後の鳴き声が開け放たれた窓越しに聞こえてきたりするようになりました。そんなところから、何となく季節は秋に移りつつあるのだなと感じます。
ここ数年、夏といっても何をするわけでもなく、ただ静かに日常が過ぎていく、そんなふうな過ごし方をしています。以前は、夏になると決まって数日間の旅行をしたりも下のですが、最近はそのような事もありません。唯一行ったといえば、度々足を運んでいる温泉宿に行ったくらいでしょうか。たった一晩の温泉三昧ではありましたが、夏の明るい日差しの中や夜露の降りる深夜に誰も居ない露天風呂に浸かるのは格別ではありました。あと半月もすればすっかり秋の気配となることでしょう。残された夏の日々を大いに感じようと思います。