八月おしまい

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八月最後の日です。夏の象徴である八月です。夏と言うと何となくそわそわして、何か新しい事が起こる事を期待して八月を迎えるわけですが、大体において期待したようなことは起きなくて、淡々と夏は過ぎていくものです。同じようなセリフが『金髪スリーデイス35℃』という映画の一シーンにも有りますが、全くその通りです。しかし、日本と言う国は随分と色々な事がおきました。解決にはしばらく時間が掛かるでしょうが、領土問題がその一つです。上手いこと丸く治めて欲しいものです。領土問題に関しては、外務省のWebページに資料を添えて詳しく説明してあるのですが、詳しく読んでいくと新たな発見が沢山あります。中でも意外だったのは、ポツダム宣言の受諾は日本の降伏を意味するもので、終戦を宣言するものではなかったようです。1952年4月28日発効のサンフランシスコ平和条約を以って初めて終戦が宣言されました。と言うことは、8月15日や9月2日のポツダム宣言への調印日を終戦記念日と呼ぶのは間違っているようです。8月15日は正式には「戦没者を追悼し平和を祈念する日」だそうです。それから、ポツダム宣言に調印したのは英国、米国、中国(中華民国)であって、現在の中華人民共和国はポツダム宣言調印の日には存在していませんでした。と言うことで、日本と中華人民共和国は
1978年8月12日の日中平和条約締結まで戦争状態に有ったと解釈できるそうです。このあたりの事実を紐解くのは面白そうです。