コンピュータウィルスに感染し、他人にPCが使われたことが原因で警察に逮捕され、結局はコンピュータウィルスが原因と判り釈放された事件が二件発生していたようです。これだけの情報ですと、警察名杜撰な捜査と、知らずのうちにPCを使われてしまう事に恐れを感じるかも知れません。善良なPC利用者と、悪意の犯罪者、そして警察の杜撰な捜査という構図が思い浮かびます。しかし、本当にそうでしょうか。少なくともきちんと対策されたPCは、そう簡単には乗っ取られることはありません。如何に新種のウィルスとはいえ、大部分のウィルス対策ソフトは外部からのアクセスがあった時点で何らかの防御をするのではないかと思います。
ある人がPCを使った犯罪を無くす為には、PCの利用も免許制にすればよいといっていましたが、まさしくそのとおりではないかと思います。PCを乗っ取られる側にも落ち度はあったはずです。
それから、使わないPCの電源は切っておきましょうね。恐らく今回の事件に巻き込まれた方は電源入れっぱなしだったと思うのですよ。ウィルスに感染したとしても、電源が切ってあれば乗っ取られることは無いのですから。使うときだけ正しく使う、当然の安全策は取っておく、この二つの事柄を守っていれば、そう簡単に事件に巻き込まれることは無いのですから。