猪瀬さんが謝りました

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五輪招致で東京と競っているトルコについて猪瀬東京都知事が不適切な発言をしたという事が報道され、一旦は報道姿勢に問題があると反論をしていました。

しかし、後になって不適切な発言を認め謝罪しました。

結局のところ、報道姿勢に問題があったのは事実でしょうし、不適切な発言があったのも事実でしょう。そして、猪瀬都知事にも脇の甘さがあったという事なのでしょう。

言葉というのは恐ろしいものです。不用意に発した一言で為替は変動し、時として殺人にまで及ぶことがあります。「黙っているより上手くできないならば黙っていなさい」という意味合いの言葉を耳にしたことがあります。また、「沈黙は金」ということばもあります。しかし、これはどうやらごく一部でしか成り立たないようで、ずーっと黙っていると、気持ち悪いとか、あいつは馬鹿だとおもわれたりします。

ということで、適切な言葉を、適切に話すことが大切なのですが、猪瀬都知事程の優秀な方でも言葉で失敗するのですから、凡人にとって言葉を適切に操るのは至難の業なのでしょう。こうなったら取るべき策は2つでしょう。

一つ目は、十分に吟味した言葉だけを話す。(当然発する言葉の数は少なくなります。)

二つ目は、毒にも薬にもならない言葉をパーパー話す。(馬鹿だと思われてもいいという思い切りが必要です。)

いっそ見栄や体裁はかなぐり捨てて馬鹿になりきる方が体裁を取り繕う小賢しさが無い分人間としては愛されるのかもしれません。そういった思い切りができるだけの度量があればの話ですが。