高遠で一泊

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信州の旅二日目は高遠から出発です。

『田舎教師』の作者でもある田山花袋に、「たかとほは 山裾のまち 古きまち ゆきあふ子等の うつくしきまち」と詠われた美しい街で、徳川二代将軍秀忠の庶子で後に会津藩主 松平正之となる保科正之が藩主でした。そんな徳川家との密接な関係もあってか、大奥で起きた江島生島事件を起こした一方の当事者である大奥の大年寄であった江島が遠流になったのがこの地、高遠です。

写真は、宿泊した宿の前に広がる人造湖です。この湖の対岸には復元された江島の囲み屋敷があります。