楽天スーパーセールでkobo arc7HDが大安売りしていたので買ってしまいました。元々は、Kindleの3Gモデルを買おうかと思っていたのですが、Kindleよりも安くkobo arc 7HDが売られていましたので一瞬気を失った間に右手が購入ボタンを押してしまったようです。

購入手続きの翌々日に小包が届きました。ちなみに、楽天ポイントも使用して１万１千円程で購入しました。楽天はかなりKindleを意識しているようで、例えばkobo auraは定価ベースではKindleよりもかなり高めの価格設定なのですが、頻繁に配布しているクーポンを使用するとKindleとほぼ同価格になります。そもそもKindle自体が米国での販売価格よりも日本での販売価格を低く設定しています。koboも同じく、日本での販売価格を低く設定しています。つまり、電子書籍の分野では、日本はおいしい市場なのでしょう。おいしい市場でkoboとKindleが競い合っているのは良い事です。

さて、到着したkobo arc7HDですが、重いですね。kobo auraを普段使っていますので、余計に重く感じます。画面は300ppiオーバーですので、かなりきれいです。コントラストも高く、視野角も広いです。動画再生もばっちりですし、音声もかなり上質で、ノイズ感は全くありません。丁寧に作られているタブレットです。バックライトの明るさは、昼間の屋外で使うには不足かも知れません。輝度設定の調整範囲はやや狭めに感じます。ただ、筐体デザインは上手いですね。特に厚さです。カタログでは厚さは9.6mmとなっています。10mmを下回る厚さに仕上げたのは立派で、さらにエッジの部分の処理が絶妙で、持った感じは数字以上に薄く感じます。逆を返すと、この薄さが重さを感じさせる要因かもしれません。難を言わせていただくと、背面カメラが欲しかったですね。それからmicroSDスロットが無いのもマイナスポイントですね。内蔵ストレージは32GB有りますので、容量をプラスするというよりも、メモリを差し替えて使いたいですね。

ソフト面では、一つ不満があります。android用のkoboアプリが動かないのです。もちろん最初からインストールされているkoboアプリが有るのですが、プリインストールのkoboアプリと他のandroid端末用のkoboアプリでは動きが異なるのです。

koboの醍醐味と言えば、書籍購入用のクーポンです。android用のkoboアプリでは、クーポンを受信してくれるのですが、kobo arc内蔵のkoboアプリにはクーポン受信機能が無いのです。kobo touchやkobo auraにもクーポン受信機能が無いのですが、android端末のkobo arcだったらできるはずと思っていたのが良くなかったようです。残念。プリインストールのアプリを無効にして、google playからkoboアプリを再インストールすれば何とかなるかも知れません。そのうち試してみます。

小さな難点はあるものの、普段中華タブレットを使っている身からすると、よくできたタブレットだと思います。