ハウトゥ本とか自己啓発本というのはそれこそひっきりなしに出版されては消えていきます。文芸本とは違って賞味期限が短いという事なのかもしれません。電子ブックリーダーを使うようになってから、たまには肩の凝らないもの、するりするりと読める物を偶に安売りしているとさっさと購入することにしています。それこそ一冊何十円なんて言うものもあります。それらの本の著者の方にはある意味申し訳ないのですが、そのての本が目に入るたびに買ってストックしておくようになりました。

嫌いじゃないんだけど純文学とか長編時代小説とか、難解な物も有りますし、記憶力が試されるような作品ですと正直読んでいて疲れます。そんな時に、こんなハウトゥ本を息抜きに読んだりします。電子ブックなんで何冊買っても場所とりませんからね。そんな本の中でお金に関する本というのはそれこそ五万とあるわけですが、ここ最近読んだ本、作者も違えばアプローチも違います。でも、実は書いてあることは全くと言っていいほど同じです。という事はやはり真実は一つなのかも知れません。その真実を理解した者がのところに富みは自然と引き寄せられるということなのでしょう。さて、今回読んだ『お金に好かれる５０のルール』という本の著者、てっきりお若い方なのかと思っていましたが、実際かなりご高齢の方で驚きました。そのお歳でこんなにも若々しく希望に溢れた、そして自身の欲望にも真摯に向き合っているような文章を書かれたそのことが驚きです。色々なものを引き寄せる魅力のある方というのはいつまでも若々しいのでしょう。