箱根

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IMG_20151206_114911箱根に行ってきました。東京から近い事も有り、数年に一度は箱根に行くのですが、今年は10月、11月、12月と、ほぼ毎月箱根に行っています。理由は簡単で、とびきり安い宿泊プランが限定販売されていたからに他なりません。

12月という事で、かなり寒いかと思っていたのですが、まだまだ紅葉は残っていまして、冬の入り口といった風情でした。

箱根に行くときは、だいたい車で行くのですが、今回は電車とバスを乗り継いて行きました。バスというと、何となく時間に不正確で不便な印象だったのですが、箱根湯本から各観光施設に向かう乗り合いバスは日中時間帯は概ね10分に1本出ていまして、混みあう事もなく待ち時間もそれほどではなく、快適でした。

箱根というと、小田原に近いという事から、意外と海の幸が豊富で美味です。そして何よりも温泉です。古くは箱根七湯、現在では箱根十七湯と言われているほどバリエーションに富んでいます。その昔、豊臣秀吉が小田原城攻めの際に、将兵の疲れを癒す目的で作ったとされる、太閤の岩風呂も現役です。

そんな箱根を更に魅力的にしてるのが美術館でしょう、最近では小涌谷に本格的な美術館である岡田美術館もでき、丁度私が訪れた時は琳派の展覧会を行っていました。都会の美術館と違って、美術館を出た後の自然豊かな箱根の風景が良い余韻となっています、

そんな美術館の中でも老舗と言っていい美術館が彫刻の森美術館でしょう。屋外展示が中心となった彫刻の森美術館は傾斜地に作られており、入り口から全体を俯瞰しながら個々の作品をめぐる事になるのですが、視野を広げれば、箱根の山々、そして小田原の町と相模湾と実に見事な借景が彫刻たちの良い背景になってくれます。いい場所です。