【原発事故】残念ながら東電終了です

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東電は残念ながらおしまいです。株価は当然のように低迷し、時価総額は七千億円ほどにまで下がり、先日貸付を受けた二兆円だけでも既に債務超過です。順調に行けば今週中にも株価は解散価格を割り込む可能性もあります。一時は否定されていた東電の国有化も否定されなくなりました。

原発事故で被害を受けた方には申し訳ないが、既に東電には賠償能力はありません。残念ながらこれが現実です。賠償能力がなくなったので、国が賠償を肩代わりすることになります。これは、既に皆が認めていることで、誰も否定していません。と言うことは、東電は国の管理下に置かれるということになります。つまりは民間企業としての東電は死亡宣告を受けたわけです。

今回の原発事故はまちがいなく人災です。度重なる警告を無視し、設計寿命を超えて使い続け、適正な改修も行われず、極めて杜撰な管理をされていたようです。現場では放射線量計をゴミ箱に捨てて自宅に帰った作業員が数多くいたとか。そんなモラルの低い作業員のおかげで線量計無しで作業を行った作業員が被爆しました。

頭の先からつま先まで満遍なく腐っているのが東電と言う会社です。存続の意味は既に無いのです。