びっくりすると流れが変わる
2011年4月7日
2021年12月15日
そもそも市場というのは人間の心理が表れるものだと思っているのですが、そんな典型的な例が株価です。特に原発事故で色々と騒がれている東電の株価に注目しているのですが、この動きがとても面白い。
先ず、東電’の原発が事故を起こしたと言うことで市場は”びっくり”したわけです。これを受けて、株価はストップ安になりました。次に、冷却水の投入で事態収束ということで最悪の事態を想定していた者が収束ということで”びっくり”して株価は上昇に転じました。
次に、玄葉さんが東電の国有化を否定しなかったことで市場は”びっくり”して株価は下落しました。その後、一時は持ち直したのですが、じわじわと下がり、とうとう300円割れで市場はとっても”びっくり”して流れが変わり、現在少しだけ持ち直しています。
もちろん、”びっくり”という心理的な要素のほかにも、色々な要素があるのでしょうが、このところの動きは”びっくり”が支配しているように思います。
さて、次の”びっくり”は何でしょうか。もしかすると、・・・・(自粛)じゃないかと思っているのですが。