ミクシーで東電新入社員のお嬢さんが書かなければ良いことを書いて炎上したらしいですなあ。何を勘違いしてるんだか。電気を使ってる輩は十束ひとからげで東電を批判する資格は無いらしい。

誰が加害者で誰が被害者かを良く考えた方がよい。現場の人間が危険を顧みずに作業をしているのは想像に難くないが、これを賞賛してはいけない。何故なら東電は原発事故を起した「加害者」であり「犯罪者」だからだ。そこで働いている者も東電を構成している。つまり「加害者」の一部である。だから被害者である我々は彼らを許してはいけない。

ねぎらいの言葉が許されるのは事態を収束させてからである。現場の作業員で、この状況が悔しければ、そして怒りを覚えているならば、それらの矛先は東電に向けなければならない。間違っても被害者である国民に向かって「批判する資格が無い」とか「福島で働いてこい」などという言葉は間違っても口にしてはいけない。

これは、加害者が被害者に対峙するときに守らなければならない最低限の礼儀である。そして、被害者が加害者を糾弾するのは被害者の努めである。それでも彼らを賞賛しねぎらうのであれば、お願いだから事態が収束してからにしてほしい。これは他の被害者に対する礼儀である。