事故への関心が薄れつつありませんか?
2011年4月27日
2021年12月15日
原発事故の状況についての報道は減り、だんだんと事故そのものが少し薄れたように感じます。
しかし、この瞬間も放射性物質は漏えいし続けています。そして減ったとはいえ、地層には高レベルの放射能汚染水がしみ出し続けているのです。いまだに破損した核燃料棒は熱を発し続けていますし、冷却するための注水も、放射性物質をたっぷりと含んだガスが何のフィルタリングもされずに放出され続けているのです。農作物は汚染させ続けていますし、根本的な解決策もない状況であることを忘れてはいけません。
慣れというのは恐ろしいものです。