裁判員にならない方法

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裁判員制度による最初の裁判が行われてから、この夏で二年になる。取り扱う事件は凶悪犯罪が中心となるとか。場合によっては裁判員に対する報復もあるのではないだろうか。しかも、裁判員制度施行以降、裁判が長期化する傾向があるとか。裁判員である期間は、仕事は休まなければならないし、行動も制限される。

とにかくそんな面倒なことに巻き込まれないためにも、裁判員にはならない方がよい。ただ、面倒なことにこの裁判員だが、正当な理由無く忌避することはできない。ところが、正当な理由無く裁判員にならない方法というのがある。

裁判員の候補に選ばれると、その人の思想に極端な偏りが無いことを試すためのアンケートが行われるのが、その設問の中に死刑制度に関するものがある。この設問に対し死刑に反対の姿勢を取れば絶対に裁判員には任命されないらしい。