『クジラと生きる』
2011年5月22日
2021年12月15日
和歌山県太地町で、クジラ漁で生計を立てる人々と、反捕鯨団体の衝突を題材にしたドキュメンタリー番組を観た。町民を挑発し、その怒りの表情を捉えようとする反捕鯨団体の行動は残念ながら逆効果に見えてしまう。
クジラなんてそう美味いものではない。アジの開きの方が何倍も美味いと思う。美味いものなら世界中でクジラの養殖が始まっているはずだ。
そのそもそもクジラの漁獲高は年々減少している。好んで食うほど美味いものではない。他に美味いものは沢山あるので、他のものを食えばよい。
そっとしておけば、日本の捕鯨はなくなるのだから、余計なパフォーマンスはいらない。
反捕鯨団体は反捕鯨をアピールすることで収入を得ている営利団体なので、どんな理屈も通用しない。表面だけ止めましたと嘘をつけばそれで済んでしまうと思うのだが。
番組の中では、反捕鯨団体が現金をちらつかせ、「金をやるからクジラを放て」という場面があるのだが、いっそ反捕鯨団体に休業補償を求めてはどうかと思う。