インターネットの消費電力

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このところ、節電が叫ばれています。日本国民としては少しでも協力しなければならないと痛切に感じております。ということで、なるべくエアコンは使わないとか、こまめに照明を消すとかやるべきことは沢山あります。

では、パソコンの方はどうでしょうか。パソコンと言うのはかなり効率が高いらしく、たとえば1KW電源なんていうのも珍しくありませんが、この1KWというのはあくまでピーク性能で、時には数十ワット程度まで消費電力は下がるそうです。

手元にあるパソコンはそれなりに想像は付くのですが、ではインターネットの向こう側にあるサーバーはどんなもんでしょうか?たとえばDellのPowerEdge R610という結構売れているサーバがあります。これをメールサーバとして使った場合、どの程度の消費電力となるのでしょうか?

R610の電源は構成によって変わるのですが、チープなやつだと502W電源です。これが二個入りますが、平常時の平均消費電力は乱暴ですが502Wの60%の300Wとしましょう。これにディスクを詰め込んで、一般コンシューマーなら7000アカウントくらいは詰め込めます。と言うことで、一アカウントあたりの消費電力を乱暴に計算すると、0.04Wとなります。手元にあるシャープの電子辞書が0.1Wくらいですから、シャープの電子辞書の半分くらいの消費電力です。ということで、インターネットと言うのは、それほど電気を使っていないんじゃないでしょうか。そもそもpooq.bizで使っているサーバは全て海外にあります。start.pooq.bizはカリフォルニアのマウンテンビューで、このブログはシンガポールのサーバーにおいてあります。と言うことで、pooq.bizは日本の電力消費には影響は与えていないですね。