NHKドラマ『氷壁』を観終わりました。というか、たまたまDVDを入手したので観たのですが。このドラマは、井上靖氏の同名小説を題材としたもので。しかし、原作とは随分違った物になっていました。

まあ、原作の方は特定の企業の製品瑕疵が題材となった物です。しかも、その企業は現在も存在し、問題となった商品は作り続けられているので、社会的影響を考慮したら、そんなもの放映できないのでしょう。しかも、途中では、カラビナに問題があることを示唆しておきながら、最終的にはカラビナに何の問題も無いということになっていましたし。とにかく変です。わざわざ、実際にＫ２での撮影をしておきながら、こんなお粗末な結末ではねえ。

だったら、そんなドラマを作らなければ良いのに・・・と思ってしまいました。