mp3プレーヤーの終焉

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mp3プレーヤーとかデジタル音楽プレーヤーと呼ばれるものをこれまで随分と使ってきました。mp3プレーヤーの特徴と言うのはそれまで主流だったカセットテーププレーヤーやCDプレーヤーよりもコンパクトで、振動に強く、機械的稼動部分が無い為に稼働時間が長いという手軽さを武器に随分と販売数を伸ばしてきました。しかし、最近では単純な音楽プレーヤーと言うのは片隅に追いやられつつあるように見えます。
単に音楽が再生できるものから、動画の再生が出来るメディアプレーヤーが主流となり、最近ではネット接続機能を併せ持ったタブレットが音楽再生用途にも使われ始めています。通勤電車の車内風景を見回しますと、単機能の音楽プレーヤーを使用する人は本当に少なくなりました。目立つのはやはりスマートフォンに代表される多機能端末です。その一方で、一時は流行の兆しを見せた電子ブックリーダーはいまひとつの感があります。時代の移り変わりは随分と速いもので、一年後はもっと別のデバイスが市場を席巻していることでしょう。
ただし、最近流行のデバイスに一つ注文をつけたいことがあります。それはストラップです。携帯電話では個性を出す為の道具として、専用の売り場まであったストラップですが、最近では殆ど見かけなくなりました。また、スマートフォンの場合にはストラップを取り付ける穴さえ用意されていないものがあります。また、画面全体が操作部分であり、しかも、軽く触れただけで操作できてしまいますので、必然的に片手で本体を持ち、もう片方の手で操作をする事になります。揺れる電車の中で両手が塞がった状態になりますので、見ているだけでも危なっかしい状態です。どうにかならないものでしょうか