今度はTI
2013年6月1日
2021年12月15日
その昔高嶺の花だった電卓を集めています。といってもエミュですが。
一度使ってみたかったHPの電卓を先日手に入れましたので、今度はHPと人気を二分していたTIの電卓を入手しました。TIの電卓はHPのそれと違ってRPN(逆ポーランド法)ではありませんのでとっつきやすさはあります。ただし、操作に関しては二つのキーを一緒に押す操作があり、少しだけ慣れが必要です。それから、取り扱える数値範囲がHPが10の500乗未満であるのに対し、TIは10の100乗未満ですから、基本性能ではHPに軍配が上がるのでしょうか。(いずれにせよ、普通には使いきれませんが)
しかもTIのエミュを使うには、実機のROMイメージを別途入手する必要があって、これが結構厄介な作業でした。
電卓というものはメーカーによって操作方法が結構違っていまして、やはり慣れ親しんだ電卓が使いやすいと感じるものです。
この手の電卓は日本ではカシオとシシャープがほとんどで、キヤノンとSIIが細々と作っているくらいでしょうか。一時はパナソニックの電卓もありまして、私も一台保有しておりますが当時としては複素数の計算ができたり、69を超える階乗が計算できる事から、順列や組み合わせの計算範囲が広いことが特徴でした。
そういえば私も一台保有しているKOVACのプログラム電卓はパナソニックのOEMだったと記憶していますが真偽のほどはどうなのでしょうか。30年以上も前に製造された電卓で、しかもKOVACは日本国内では販売されていませんでしたので、かなり希少なものだと思っています。